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さあ、空高く突き上げろ。
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追記で小話書いてみました。
うん、個人的には満足。いい感じで鬱話になりました!(貴様)
色の所は、うまく絡めることができてよかったです。
それだけ!

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せっつんハピバ!ということで刹口ク文を投下。いつも以上に構成できてないので、読みづらいかもしれません。







「刹那、お誕生日おめでとう」
そいつは祝い、微笑んだ。その表情を俺はしっかりと見る。それからシンプルなスポンジケーキが載せられた机。そして、それを挟んで真向かいに座っているそいつにまた視線を戻す。
「ん?ケーキのことか?お前が甘過ぎるのは嫌だって言ってたから、パウンドケーキにしたんだ」
生クリームを使ったケーキの代名詞とも呼べるショートケーキや、チョコレートケーキ類の菓子は、あまり好きではなかった。何しろ甘過ぎるのだ。俺には砂糖の固まりにしか見えない。菓子は素朴な甘さがあればいい。
そんな話をした覚えがあったから、そいつはそれを記憶してくれていて、かつ俺の嗜好を吟味しながら調理してくれたのだろう。
小皿に盛られたそれに、フォークを突き刺して崩す。そして口内へ。柑橘系の香りが広がり、そして甘さがやってくる。
その甘さはとても絶妙なバランスで、苦手な俺も充分に受け入れられることができた。
「…うまい」
「本当か!?よかった」
「オレンジピールが入ってる」
「おう!あとは蜂蜜を入れたかな」
ケーキの原料を除けば、恐らくそれらしか入っていないだろうそれは、本当に俺の注文通りのものだった。
素朴で、それでいて温もりのある。
「それ位しか、用意できなくてごめんな。本当はもっと、ちゃんとしたものを贈ることができたらよかったんだが…。でも、喜んでくれたみたいでよかった」
「俺は、これだけでも充分嬉しい」
好きなやつが、自分のことを考えながら、自分のためだけに何かを作る。
それはとても幸せなことで、温かいことだと思うから。
「ありがとう、ロックオン」
俺がそうお礼をすると、そいつは目を細め、また綺麗に微笑んだ。癖のある茶色の髪が波打ち、頬がほんの少し染まる。


―ああ。
この胸に揺らぐ感情は熱くて、甘い。
だけど。


嫌いじゃ、ない。



せっつんお誕生日おめでとう!しかし、どんどん男前になっていきますね、彼は…!!
本当はもうちょっと切なめのお話にするつもりでした。正直、不完全燃焼。半端に甘いし、微妙に尻切れトンボだし。
もう少し時間ができたら加筆修正を行おうと思います。

※パラレルアレロク小話…?








携帯電話のディスプレイに映る、不在着信の文字。
何かと思い、電話を操作する。発信源が誰より愛しいそれだと分かり、嬉しくなる。同時に、電話をすぐに取れなかったことに後悔をする。
立場上、いつでも会えるわけではなかった。だからアレルヤにとっては電話という、回線越しではあるが、二人だけの世界は大切にしたいのだ。そう考えてしまう程、二人は生身で会える時間が限られているのである。
すぐにダイヤルをかけ、電話を耳元に当てる。呼び出し音が、アレルヤをじれったい気持ちにさせる。
『…もしもしィ?』
予想外の、弱弱しい声音。
「あ……お忙しい中失礼いたします…ロックオン」
それに驚き、恋人という関係にも関らず、どこかよそよそしい挨拶になってしまう。
『ん…?誰?』
「アレルヤです。電話かけてくれたでしょう」
『ああ…そうだっけか』
寝起きなのだろうか、様子がおかしい。寝ぼけているような、ぼんやりとした口調。いつもの彼ならば明るく、もっとはっきりと喋る。
「…どうかしたんですか?」
『んあー…風邪、ひいたんだ』
無理もない。アレルヤの恋人、ロックオンは芸能関連の仕事―とは言っても、テレビに出演するような華やかな職業ではないが―をしている。彼のスケジュールが、どれほど黒字で埋まっているかは知っているつもりだ。それでもアレルヤはロックオンを愛しているし、またロックオンも、限られている二人の時間を大切にしてくれている。
だけど。
「…じゃあ今日は、ロックオンの部屋に行かない方がいいですね」
実は、アレルヤは既に移動中だった。願望が叶わなかったのは残念だが、アレルヤにとって大切なものは、時間より何よりロックオン自身だ。それを事の本人もわかっている。アレルヤには、諦めるという選択しかできなかった。
それに、優しい彼のことだ。風邪を伝染させたくないのだろう。ロックオンも、アレルヤを大切な存在として想っているのだ。
『ごめん、な。埋め合わせはするから』
「じゃあ、今度何か奢ってもらおうかな」
『ええ?』
「嘘。気持ちが、欲しいな」
何よりも温かく、大切なもの。
『んー…考えとく』
「わかりました。…お大事に」
そう言って二人の時間を終える。今度会える時は、自分も力の限り愛情を贈ろうとアレルヤは思った。




僕らが欲しいのは、貴方がいる世界。
貴方が笑っていられる、世界。
そして、貴方の隣に、願わくば僕らがいること。

ひとりでいかないで。


(僕は、大切なものを失った。)

(そして世界に、絶望を感じた。)


貴方の存在は
ひとりで死なせてしまうほど
軽くない。


だから僕は、





こんな世界は、嫌だね。
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自己紹介:
口ックオンを愛しています。口ックオンが受けてれば基本どのカプも好きですが、特に好きなのはアレ口ク。口ク受けサイトを運営しています。
声優さんも今は3木さんが熱いですが、宮里予さん、よっちん、鈴木寸さん、藤原k治さんは元々好きです。
ゲームは凹國心が大好き!最終幻想シリーズも大好きです!
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