往生際が悪すぎると、自分でも思うけど。
やっぱり無理だよ。
口クには、笑っていて欲しいよ。
口ク受けサイト様達を見てると余計にそう思うのです。しかも素敵な口クばかりだから、なんか泣きそうになって。
ばかだなあ、あたし。いい加減、立ち直れよ。
近くに母がいなかったら、泣いてただろうな。
話は変わりますが、二コ動では追憶MADが作られたらしいですね。
正直あたしはまだ完全に認めたくないので、追憶も追悼も見ません。
しばらくは二コ動も見れないかな…。口クMADで成り立ってたからなあ。見たら涙腺が…。
GフェスDVDでも見ようかな。よっちんがテロリスト発言してるところだけ。
あの声やっばい。テロリストもとい、よっちんの声はエロテロリスt。なのにヤッ夕ーマンっていう。
3木氏は……聞きたいし、見たいけど…
泣きそうで、怖い。
でも、遥かのキャラソンは聞いています。なんだこの矛盾。
キャラソン聞かないとやっていけないよ…。
※パラレルアレロク小話…?
携帯電話のディスプレイに映る、不在着信の文字。
何かと思い、電話を操作する。発信源が誰より愛しいそれだと分かり、嬉しくなる。同時に、電話をすぐに取れなかったことに後悔をする。
立場上、いつでも会えるわけではなかった。だからアレルヤにとっては電話という、回線越しではあるが、二人だけの世界は大切にしたいのだ。そう考えてしまう程、二人は生身で会える時間が限られているのである。
すぐにダイヤルをかけ、電話を耳元に当てる。呼び出し音が、アレルヤをじれったい気持ちにさせる。
『…もしもしィ?』
予想外の、弱弱しい声音。
「あ……お忙しい中失礼いたします…ロックオン」
それに驚き、恋人という関係にも関らず、どこかよそよそしい挨拶になってしまう。
『ん…?誰?』
「アレルヤです。電話かけてくれたでしょう」
『ああ…そうだっけか』
寝起きなのだろうか、様子がおかしい。寝ぼけているような、ぼんやりとした口調。いつもの彼ならば明るく、もっとはっきりと喋る。
「…どうかしたんですか?」
『んあー…風邪、ひいたんだ』
無理もない。アレルヤの恋人、ロックオンは芸能関連の仕事―とは言っても、テレビに出演するような華やかな職業ではないが―をしている。彼のスケジュールが、どれほど黒字で埋まっているかは知っているつもりだ。それでもアレルヤはロックオンを愛しているし、またロックオンも、限られている二人の時間を大切にしてくれている。
だけど。
「…じゃあ今日は、ロックオンの部屋に行かない方がいいですね」
実は、アレルヤは既に移動中だった。願望が叶わなかったのは残念だが、アレルヤにとって大切なものは、時間より何よりロックオン自身だ。それを事の本人もわかっている。アレルヤには、諦めるという選択しかできなかった。
それに、優しい彼のことだ。風邪を伝染させたくないのだろう。ロックオンも、アレルヤを大切な存在として想っているのだ。
『ごめん、な。埋め合わせはするから』
「じゃあ、今度何か奢ってもらおうかな」
『ええ?』
「嘘。気持ちが、欲しいな」
何よりも温かく、大切なもの。
『んー…考えとく』
「わかりました。…お大事に」
そう言って二人の時間を終える。今度会える時は、自分も力の限り愛情を贈ろうとアレルヤは思った。
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