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さあ、空高く突き上げろ。
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母いわく、あたしの今の将来の夢、小学生高学年の頃から口にしていたらしい。
まあ、あたしはあまり覚えてないけどね。ただ、気付いた頃からなりたいなーって思ってたのは確かで。
何がキッカケだったかって覚えてないし、きっと色々な要素が絡み合って、なりたいと思ったんだろうな。

…夢、叶えられるかなあ。努力しないといけないよね。何を努力するかっていうのも、漠然としか分からないんだけども。
まあ、焦らずにがんばろう。今できることは、少ないわけだし。
明日に備えて寝よう!おやすみなさい´`

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小話のつもりで書いたけども、予想外に長くなってしまった…!荒録で、酔っ払い録音。わりとシリアスかも。











「…飲み過ぎたんじゃあないですか」
線路を千鳥足で歩く、口ックオンに声をかける。当然だが、線路は人が歩く道ではない。アレルヤは今の状況を案じていた。
「だぁから、酔ってねえって」
反応が遅い。
「…酔ってますって」
小石が寝そべる、人が歩くには足場の悪い線路。そこを尚も歩き続けようとする口ックオン。アレルヤは彼の腕を掴み、自分の体に引き寄せる。が、彼はその腕を振り払う。
「なんだよ。お前だって俺と一緒になって、線路歩いてんだろうが」
普段の口ックオンなら有り得ない、人を突き飛ばすような口調。これは相当酔っているのかもしれない。
始まりは、気まぐれで入ったレストランでの事だった。そのレストランは家族で営んでいる、店であった。規模は小さかったが、温かく、素朴なそこに、二人はすぐに好感を持てた。
緩やかな時を過ごしていたのもつかの間、アルコールが回りすぎていた男達三人が、その店の給仕役であり一人娘に絡み始めた。
明らかに悪意のあるそれに、アレルヤは顔をしかめた。が、口ックオンは表情の変化を既に通り越しており、行動を始めていた。
『あんた達、すこーし頭冷やしたほうがいいぜ?』
そこからは例の如く、殴り掛かる男達を痛め付ける程度で追い払い、娘を助けた。一人娘であった彼女を助けた礼にと、彼女と彼女の家族達が口ックオンとアレルヤにアルコールと手料理を振る舞ってくれた。
当初は礼を受け取らずにその場を去ろうとした二人だったが、周りの常連客達も彼女を助けた事を嬉しく思い、留まることを望んだ。
さすがに断り切れず、二人は礼に甘えることにした。口ックオンは普段と比べると多めにアルコールを摂り、楽しげに会話をしていた。アレルヤはというと、アルコールが苦手なこともあり、酒の類はあまり飲まなかった。代わりに酔った口ックオンの姿を見守りつつ、料理を口にしていた。
しばらくして、家族とその客達に見送られながら、二人はその店を出た。それからアレルヤは口ックオンの手を引き、線路がすぐ横を走る沿道を歩いていた。そして、今に至っている。
「…口ックオ―」
言いかけて、警笛がそれを遮る。背後から二人を照らす光に、アレルヤは振り向いた。その光は、まさに線路を走るそれであった。
真ん中を歩く口ックオンに駆け寄り、先程よりも格段に強い力で、腕を引き寄せる。彼は抵抗せず、アレルヤの胸に納まった。
車輪を回す独特な音を響かせながら、電車が通り過ぎていった。静寂な夜が、二人を包む。
「アレルヤって、いい匂いするんだな」
「…そういえば、あの店の娘さんも、いい匂いがしましたよね」
助ける際に体に触れたのだが、その時に花のような香りがしたのだ。ブロンドの髪と青い瞳を持つ、清廉で可憐な少女であった。
「んー、そうだったな。でも、アレルヤの匂いが俺は好きだ」
「…やっぱりかなり酔ってますね。普段の貴方は、そんなこと言ってくれないでしょう」
店を出てから、初めて口ックオンと視線が合う。アルコールに酔った、蕩けた瞳をしているかと思えば、予想外にも、普段と同じくらいか、それ以上に真摯な瞳がそこにあった。
「―…怒らないんだな」
「…僕が怒っていないように見えますか?」
「俺が死んでもよかったのか?」
「…本当に、怒りますよ」
「―嘘。悪かったって」
アレルヤは、口ックオンをきつく抱きしめた。
「…お前なら、止めてくれると思ってた」
「当たり前でしょう」
「お前に必要とされないなら、俺がここにいる意味はない」
「…なに、言ってるんですか」
「どうして俺は、生きてるんだろう」
「……」
「なんで、だろうな」
あの店に入った瞬間、口ックオンの表情が陰ったのは気付いていた。そしてその表情から、アレルヤは確かに彼の過去を垣間見た。
「あのレストランに、入るべきではありませんでしたね。貴方には、辛かったんでしょう」
あの、温もりが。家族が。
「関わるべきではなかったとは、思わない。でなきゃあの娘さんも、家族も、常連の人達もどうなっていたか分からない。――俺の力を、過信してる訳じゃ、ないけど」
「わかっています」
「ただ、…――――」
アレルヤの背中に回された白い手が、服を握り締める。
「…貴方には、いなかったんですね」
自分の大切な家族を、救ってくれる存在が。
そしてそれに、自分はなれなかった。
「俺は、テロリスト、だからな」
果たしてテロリストは、自分に無関係な他人を助けたりするだろうか。アレルヤの頭に過ぎった疑問に、答えは出なかった。その疑問の焦点は、自分にも当たる、身に覚えがあることだからだ。
そして、それに矛盾する行為を、彼らは実行していた。
「―それでも、僕は貴方を救いたい」
彼の碧い瞳が、揺れた。
「――馬鹿だな、」
ゆっくりと、唇が重なり合う。お互いの唇から伝わる、甘い感覚に酔う。

触れた頬から流れる涙に、アレルヤは気付かない振りをした。






個人的に、口ックオン・ストラトスという人は死ぬことを前提として、ガソダムマイス夕ーとして生きていると思います。そして、アレルヤとも恋をしているんだと思います。
アレルヤや刹那は生きることを選んでいるけど、口ックオンは今を生きることを選んでいない。過去に縛られて、本当の意味でまだ前に進めていない人だと私は思っています。
泣きたくても泣こうとしないし、泣かない。涙なんて他人に見せたくないと考える人だと思うから、私が考えるアレルヤは、あえて涙に気付かない振りをしています。そしてアレルヤが振りをしている限り、口ックオンが涙を見せようとしない限り、アレルヤと口ックオンは完全に想いが伝わり合ったとは言えない、と思っています。
そんなもどかしい感じを出したいんですけどねー…うん、なかなか出せない。…読んだ方、できればコメント欄まで感想を下さい。切実に、お待ちしています…!!
ここまで読んでくれて、ありがとうございました!精一杯の感謝を貴方に。

はち
やっぱり、まだ好き。今は ね。これからどうなるかはわからんよ。この件については、もう少し落ち着いて考えようと思う。

ただ、自分を磨いてみようかなーとは思い始めました。うん。そんだけ!^^
くよくよしない!強く生きるぞ!!

友達にもらったミスターさんのドーナツ!ありがとうございます!^^




CMとかに出演してる人が、天パの短髪だとイラッとするのは何でだろう^^ただの八つ当たりだとは分かっているが、かなりイラッとする^^もうバイト辞めたいごめんなさい嘘ですまだ辞めたくない辞められない^^
があああそれにしても天パ腹立つ…!あたしの最近の情緒不安定の最大原因はあなただぜ、天パ!そして同じくらい一番の謎はあなたですw

あーもうやだ、ほんとに嫌すぎる。あたしのばーか…。
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日々妄想ばかりしている腐乱ブログ。今はガソダム00が熱いです。
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HN:
はち
性別:
女性
趣味:
妄想。そして、全力で口ックオン・ストラトスを愛でること。
自己紹介:
口ックオンを愛しています。口ックオンが受けてれば基本どのカプも好きですが、特に好きなのはアレ口ク。口ク受けサイトを運営しています。
声優さんも今は3木さんが熱いですが、宮里予さん、よっちん、鈴木寸さん、藤原k治さんは元々好きです。
ゲームは凹國心が大好き!最終幻想シリーズも大好きです!
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